こんにちは千住です。
今回は、僕が家で育てているパキラについて話します。
今や観葉植物は、ホームセンターや百均で手軽に入手できるので育てているという人も多いと思います。
その中でも比較的育てやすいと言われているパキラ。
しかし、僕自身は初めて買ったパキラをうまく育てられずに枯らしてしまった経験があります。
今回は、初心者の方に向けて、僕が普段気をつけている「パキラ育成のポイント」を紹介します。
目次
パキラの特徴
パキラは中南米を原産とするアオイ科パキラ属の植物です。
温暖な地域に生息するので乾燥に強く、室内や日陰でも十分に育てることができます。
幹は太く、葉っぱの枚数は5~7枚で手を広げたような見た目が印象的です。
さらに、常緑性なので1年中楽しむことができ、インテリアとしては最適。
水やりの頻度
さて、植物を育てる上でまず必要なのが水やりです。
毎日あげるイメージがありますが、パキラはそれほど頻繁に水をやる必要はありません。
水やりの目安は、土の表面が乾いてきた時に、鉢から水が流れ出すくらいたっぷりと与えると良いです。
冬場は、土の表面が乾燥してから4,5日後を目安に水やりをするようにしています。
土が乾燥していない状態で水やりをしすぎると、根腐れを起こしてしまう可能性があるので十分に注意。
お皿に溜まった水はこまめに捨ててあげましょう。
どこで育てる?
僕は、部屋の中でも適度に日が当たり、風通しの良い場所に置いています。
パキラは耐陰性がありますが、極端に暗い場所では育ちが悪くなってしまいます。
逆に日差しが強すぎると葉焼けの原因になるので、外で育てる場合は直射日光が当たらないように気をつけましょう。
植え替えについて
一般的にパキラの植え替えは、1~2年で1回。
タイミングは成長期の5月~9月が適しています。
植え替えの目的は、根詰まりを防ぐためです。
鉢選びについては、もっとパキラを大きく成長させたいときは一回り大きな鉢に、
もしこれ以上大きくしたくなければそのまま同じ鉢を使ってもかまいません。
植え替えの手順は以下の通り
2. 新しい土を1/3ほど入れる
3. 古い鉢からパキラを取り出して、根についた土を少し落としながらほぐす
4. 新しい鉢にパキラを植え、土を鉢植えから1~2cmくらいまで入れる。
植え替えが終わったら、たっぷりと水やりをしてあげましょう。
観葉植物を買うときと同じくらい楽しみな植え替え。
次に使う新しい鉢を探しているときはとてもワクワクします。
剪定のしかた
夏になると元気よく育ってくれるパキラ。
とても育てがいがありますが、気づかないうちに新しい芽がたくさん出てモサモサになってしまうことがよくあります。
葉っぱがいくつも重なって影ができると日が当たらない部分が出てくるので、ちょっと多いなと感じたときに剪定しています。
〜剪定のポイント〜
・幹の低い位置にある枝葉を切る
・成長点の少し上で切る
パキラの葉はできるだけ上の方に伸ばしたほうがバランスがいいので、低すぎる場所から生えてきた枝葉を剪定するととてもスッキリします。
また成長点とは、枝の少し膨らんだ部分のことです。剪定後はこの成長点から再び新しい芽が出るので、万が一剪定に失敗してもしばらくすれば違う芽が出てくるので、形を整えやすいです。
虫対策
室内で育てていたとしても、どうしても害虫はついてしまいます。特に受け皿に水が溜まっていたり、風通しの悪い場所で育てていると虫がつきやすいので、湿気の管理には十分に気をつけましょう。
また葉水を行うと、葉っぱに虫やホコリがたまるのを防げるので、霧吹きを使って定期的に葉水を行うと良いです
梅雨の時期や気温が高い日にどうしても虫の発生が気になるというときは、植物用の殺虫剤もオススメです。
まとめ
普段パソコンに向かっている時間が多い人や、自然と触れ合う機会が少ない人にとって、観葉植物は一瞬の癒しを与えてくれる存在です。
ペットを育てるのはなかなか難しくても、観葉植物なら手軽に始めることができるし、日々成長している姿を楽しむことが出来るので、ぜひ皆さんのまわりにも取り入れてみてください。